オキシ漬けでベタベタをピカピカに
浴室の小物にいつの間にかついてしまう、黒っぽいベタベタした汚れには、酸素系漂白剤のオキシクリーンを活用しましょう。
オキシクリーンを溶かしたお湯に漬け置く、オキシ漬けでスッキリきれいになる方法をご紹介します。
黒っぽいベタベタ汚れの正体はナニ?
浴室の椅子などにつく黒っぽいベタベタ汚れの正体は、体を洗う際に出る皮脂と、石鹸やシャンプーなどが混ざった汚れです。
白くこびりついた水アカなどと比べると、落としやすい汚れではありますが、小物を一つ一つ洗うのは、やはり手間がかかります。
漬け置きで汚れを浮かせてからの方がラクに洗えます。
オキシ漬けがベタベタ汚れに効くワケは?
全身を洗う場所の浴室には、どうしても色々な汚れがついてしまいます。
汚れには、皮脂などの酸性汚れと、水アカなどのアルカリ汚れがあります。
汚れを効果的に落とすのは、反対の性質の洗剤で中和させるのが◎です。
ベタベタ汚れの正体は、皮脂などの酸性汚れなので、アルカリ性のオキシクリーンで中和させて落とします。
そのため、オキシクリーンは、同じアルカリ性の水アカを落とすのは苦手です。
気になる水アカがある場合は、酸性洗剤やクエン酸などの活用をオススメします。
小物がピカピカになるオキシ漬けの方法
◆◆手荒れを防ぐためにゴム手袋をはめましょう◆◆
①浴槽に40℃~60℃のお湯を張ります。
◆残り湯でもOKです。
◆お湯の温度が低すぎると汚れが落ちづらくなります。
②規定量のオキシクリーンを投入して溶かします。
◆先に洗面器で溶かしておいてから投入すると溶けやすいです。
③小物を漬けて、20分~6時間漬け置きます。
◆6時間以上漬けても効果はほとんどありません。
④漬け置き後、気になる汚れはスポンジで軽くこすって落とします。
⑤小物、浴槽をシャワーでよーく流します。
◆最後に水滴を拭き取れば、水アカやカビの予防になりますよ。
適した洗剤と漬け置きで掃除の手間を省く
汚れの種類を見極れば、浴室についてしまった手強い汚れも意外と簡単に落とせます。
この記事では、酸性汚れ(皮脂汚れ)をアルカリ性洗剤(オキシクリーン)の漬け置き(オキシ漬け)で落とす方法を紹介しました。
洗剤と時間を味方につけて、掃除をラクにしていきましょう。