こすらず浮かせてスルッと落とす
ガスコンロにどうしても
ついてしまう油汚れや拭きこぼし。
放置しておくと、そこに熱が加わり、
ちょっと拭いただけでは落とせない
焦げつきになってしまいます。
時間と労力をかけてゴシゴシ
こすったものの、汚れはそんなに
落ちていないということも
Σ(゚д゚lll)ガーン
そんなときは、汚れを重曹で
緩めて浮かせてから拭き取れば
スルッと簡単に落とせます。
ガスコンロ掃除に重曹がよい理由
ナチュラルクリーニング定番の重曹は
安全な天然素材で作られているので、
食品を扱うガスコンロの掃除にも安心
して使えるのが一番のポイントです。
ガスコンロにこびりついてしまった
焦げつきは、酸性汚れである場合が
ほとんどです。
アルカリ性の重曹は、酸性汚れを
中和して落とすのが得意です。
重曹には研磨作用もあり、
こびりつきを落とすのに効果を
発揮します。
ガスコンロの掃除にはぴったりの
アイテムですね♪
重曹でこびりつきを取る方法
軽い汚れでしたら、重曹水
(水100mlに小さじ1杯ほどの
重曹を入れて溶かします)を
スプレーした後に拭き取っても
いいのですが、こびりついた汚れには、
重曹ペーストが効果的です。
用意するもの
・重曹
・スポンジ又はラップ
・布巾
・ゴム手袋
重曹ペーストを使った汚れの落とし方
実際に我が家のガスコンロの天板を
重曹ペーストで掃除してみました。
ゴム手袋をはめましょう。
①重曹ペーストを作ります。
作り方
重曹(大さじ2)と、水(大さじ1)を
ペースト状になるまで混ぜます。
②重曹ペーストを天板の
こびりつきが気になる
ところに塗ります。
コンロの周りに白いこびりつきが
あったので、スポンジで全体的に
のばして塗りました。
③10~20分ほどそのまま
放置します。
20分放置しました。
重曹が茶色くなっていて
汚れが浮き出しているのが
分かります。
(見苦しくてすみません!)
④スポンジや丸めたラップなどで
軽くこすります。
注意
固めのスポンジや金属性のスポンジは、
天板の素材によっては、
コーティングが剥げてしまう心配も
あるのでオススメしません。
丸めたラップでやさしく
こすりました。
⑤重曹ペーストを取り除き、
布巾で2~3回水拭きします。
拭き残しのないようによ~く
拭きましょう。
あとは、乾けば終了です。
結果はコチラ↓
右上にまだ少しこびりつきが
残ってしまいましたーーー
なので、再挑戦!
今度は部分的な汚れなので
直接重曹を振りかけて、
水を少しかけて、
ラップでこすってみました。
再挑戦の結果はコチラ↓
今度はキレイに取れました♪
再挑戦の時間も含めて
作業時間は30分ほどでした!
(放置時間除く)
今回はコンロ一か所の作業でした。
よろしければ目安にしてください。
重曹がない場合の代用品はある?
重曹がない場合は、研磨剤の
入っているクリームクレンザー
で代用できます。
(天然素材ではないですが。。)
天板にキズがつかないように
やわらかいスポンジで
やさしくこすってくださいね。
どうしても落ちない汚れに困ったら?
長年放置してしまった焦げつきは、
超ガンコな汚れと化している
かもしれません。
「何をしても落ちない」
「何をしても落ちそうにない」
「コンロ全体がひどく
汚れていて困っている」
など自分では手に負えない場合は、
一度プロに頼んでリセットするのも
いいかもしれません。
プロの手による徹底した掃除と
自分で行う日々の掃除をバランス
よくできれば、作業もラクになり
気分もアップしますよね⤴
ゴシゴシせずにピカピカな天板が蘇る
本当は使うたびに掃除をすれば
汚れが溜まらないのは誰でも
わかっていることです。
それでもできないのが、
ひと手間かかるガスコンロ掃除
なのだと思います。
天板の汚れが拭いても取れないなと
気になって仕方なくなったら、
ぜひ重曹ペーストをお試しください。
ゴシゴシこすらなくても、
スルッと気持ちよくこびりつきが
落ちて、ピカピカな天板が蘇る
はずですよ♪